2024年12月10日(火)~12月14日(土) 羽山まり子展「Narrative Texitile~日本の働くお母さん」 (京都芸術大学通信教育部芸術学部美術科染色コース2023年度卒業制作より)

(京都芸術大学通信教育部芸術学部美術科染色コース2023年度卒業制作より)

art gallery & Legion (東京・神保町)では、2024年12月10日(火)~12月14日(土)の会期で、羽山まり子による個展「Narrative Texitile」を開催いたします。

羽山まり子 / HAYAMA Mariko は、その作家活動として、「場」と「記憶」を繋ぎ「風土」を可視化するプロジェクトを行っています。

2012年より「場」の記憶がこもったモノを集めラップで繋いだ《ラッピングシリーズ》を発表。ラップという薄い皮膜を通して見るモノが個人の「記憶」を想起させ、更にその「記憶」が他者と分有されコミュニティの「風土」が浮かび上がらせました。

近年では「風土」を象徴する技法として植物染色で作品制作をしています。

本展覧会では母であり労働者である女性たちとの対話から記憶を集め筒描・型染で描いたポートレート《ナラティブテキスタイルシリーズ》の第一シリーズを発表致します。

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日本のジェンダーギャップ指数は世界最下位に近い。それと連動するように婚姻率と出生率も下降している。

それでも「働くお母さん」を選択した女性たちがいる。

異なる背景をもつ彼女たちの物語を繋ぎ、女性の生き方を再考する場をつくりたい。

布に染付けられたナラティブは彼女たちの・私たちの・日本のナラティブである。  / 羽山まりこ

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<羽山まり子 略歴>

千葉県生まれ / 東京在住

2024年  京都芸術大学通信教育部芸術学部美術科染織コース 卒業

2019年  ARTS PROJECT SCHOOL2018レクチャーコース 修了

2010年  女子美術大学大学院美術研究科修士課程美術専攻洋画研究領域 修了 主な個展

2019年 「El Día de la Familia」Escuela Normal Superior de México (メキシコシティ/ メキシコ)

2014年 「羽山まり子展―Synchronicity―」女子美ガレリアニケ (東京)

2013年 「羽山まり子展―マイホームー」LIXILギャラリー(東京)

2010年 「複合回路vol.4羽山まり子」galleryαM(東京) 主なグループ展

2020年 「富士の山ビエンナーレ」イケダビル 1F(静岡)

2019年 「ソウウレシ 」旧本間酒造(群馬)

2018年 「国際交流展」東新大学校(羅州 / 韓国)

2016年 「ここにもアートかわぐち」キュポ・ラ(埼玉)

2012年 「海のいどころ」ゲルオルタナ(東京)

2012年  「川口の新鋭作家展2012」 川口市立アートギャラリーアトリア(埼玉)

主なアーティストインレジデンス

2022年 「色と音のライブラリー」松浦邸 / 芸術祭 (岡山)

2018年 「群馬ゆかりのアーティスト 滞在制作」 アーツ前橋 (群馬)

2008年- 2010年 「ワタラセ・アート・プロジェクト」 (群馬/栃木)      

アーティストランプロジェクトでのプロジェクトの企画・運営・滞在制作・展覧会開催

主な受賞歴

2011年  川口の新鋭作家展2011 最優秀作家賞(川口市立アートギャラリーアトリア) 2

008年  Artist Critic Program 最優秀作家賞(女子美術大学)