2022年10月11日(火)-10月21日(金)       ミホリトモヒサ個展 ”位相/相剋と相生”

2022年10月11(火)-10月21(金) 12:00~18:00( 最終日 -17:00)  日・月曜 休廊

Tomohisa MIHORI Exhibition

【作品について】  

「相剋と相生」

五行説で、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木にそれぞれ剋つとされること。

五行説で、木は火を、火は土を、土は金を、金は水を、水は木をそれぞれ生じるということ。

相剋の中の相生

土は木の根が張ることでその流出を防ぐことができる。

水は土に流れを抑えられることで谷や川の形を保つことができる。

金は火に熔かされることで刀や鋸などの金属製品となることができる。

木は刃物によって切られることで様々な木工製品に加工される。

火は水によって消されることで一切を燃やし尽くさずにすむ。

相生の中の相剋

木が燃え続ければ火はやがて衰る。

燃えた時に出る灰が溜まり過ぎると土の処理能力が追いつかなくなる。

土から鉱石を採りすぎると土がその分減る。

金に水が凝結しすぎると金が錆る。

水が溢れ続ければ木は腐ってしまう。

ミホリは

人間を含めた循環する森羅万象、広義の自然物やその動きをモチーフに、時間や空間、光、波など、基本的な物理の法則を引用し、微細な動きや微細な音を発するインスタレーションを中心に、作品を発表している。

自身を含め人々のもつBIAS に興味があり、特定の事柄を想起させることなく、自然現象のように予測不能な、また、必要以上に目立つことの無い穏やかな、ひとつの風景のような作品制作を試みている。

心臓や胃の動きのように自身の意思で制御不能で制御不要な動き、また、エラーや当初の考えとは異なるモノ、それらは自身の限界を超えることでもあり、また、鑑賞者にとっても、各々に多種多様な解釈が可能な作品となるのでは?と考えている。

今回は水糸やモーター、磁石やコイルなど、原初のエレメントを使ったインスタレーション作品の展開となる予定です。

⇒Facebook:  https://www.facebook.com/events/609620484243235/609624890909461?event_time_id=609624890909461&ref=newsfeed

*DMのPDFを下記アドレスよりダウンロードできます。
https://mihori-apg.work/gtpages/legion22mihori.pdf

ミホリ トモヒサ HP

https://mihori-apg.work/